ある家に、
自分の時間を少ししか持っていない女の子がいました。
「スマホがほしい」
と言えば、お母さんは
「まだだめ」
「パソコンを使いたい」
と言えば、
時計の針を指さして、
「もう終わり」
机の上には、勉強、勉強、また勉強。
鉛筆だけが毎日残業していました。
お母さんは言います。
「あなたのためなのよ」
けれど、
あなたのためというリボンを巻かれても、
苦しい箱は、やっぱり苦しい箱でした。
女の子はだんだん、朝になると頭が重くなり、
お腹が痛くなり、何をしても元気が出なくなりました。
「わたしが怠け者だからかな」
そう思っていたある日、
保健室の先生が教えてくれました。
「言葉にできない気持ちがたまるとね、
体が代わりに『もう苦しいよ』
って知らせることがあるんだよ」
女の子は、初めて自分の体に謝りました。
「ずっと知らせてくれていたのに、
気づかなくてごめんね」
そして小さな紙に書きました。
「勉強したくないわけじゃない。
ただ、自分で選べる時間がほしい。
毎日、体調が悪くなるほど苦しい。
助けてください」
その紙を、先生に渡しました。
お母さんは、
すぐには変わらなかったかもしれません。
けれど女の子には、
話を聞いてくれる大人が一人、
また一人と増えていきました。
すると、閉ざされていた部屋に、
小さな窓ができました。
子どもに必要なのは、
未来のための勉強だけではありません。
休む時間。
遊ぶ時間。
誰かとつながる時間。
そして、自分で決める練習をする時間。
それは、ぜいたくでも、
わがままでもありません。
心が息をするために必要な時間です。
だから女の子は、もう自分を責めません。
「わたしが弱いから苦しいんじゃない。
苦しいほど我慢してきたから、疲れているんだ」
今日すぐに、大きな扉を開けられなくてもいい。
まずは信頼できる大人に、
小さな紙を渡せばいい。
助けを求めることは、
お母さんを裏切ることではありません。
自分の心を、
ひとりぼっちにしないということなのです。🌱
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#明日出勤です #本日出勤です #雑記






























































































































































































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