あるところに、
胸の中に「非常ベル」を持った女の子がいました。
そのベルは、かなりのあわてんぼうでした。
火事でもないのに、
ジリリリリ。
逃げなくてもいい場所で、
「逃げて!」と叫びます。
息ができない。
心臓が飛び出しそう。
世界が急に怖くなる。
女の子は言いました。
「パニック発作のせいで、
私の人生、狂っちゃった」
すると今度は、
耳がそっと音の扉を閉めました。
大好きな声も、
雨の音も、
遠くへ行ってしまいました。
「心因性難聴まで、どうして私なの」
「普通の身体で産まれたかった」
その願いは、わがままではありません。
みんなと同じように働きたかった。
好きな人の声を安心して聞きたかった。
何も恐れず、明日の約束をしたかった。
ただ、それだけなのです。
小さな鳥が、女の子の肩にとまりました。
🦜「あなたの身体は、あなたの敵ではないよ。
ずっと怖かったから、
守ろうとして慌ててしまったんだ」
非常ベルは少々うるさすぎるし、
耳の扉も閉店時間が早すぎます。
困った身体です。
正直、もっと普通に働いていただきたい。
それでも女の子は、
自分の胸に手を当てました。
「怖かったね。
もう、一人で守らなくていいよ」
お医者さんや、助けてくれる人と一緒に、
ベルの音を少しずつ小さくしていけばいい。
失った時間を、
一日で取り戻さなくてもいい。
今日は温かい紅茶を一口。
明日は玄関まで。
人生が狂ったように見える日は、
まだ物語の途中なのかもしれません。
私は壊れた主人公ではありません。
少し不器用な身体と一緒に、
続きを生きている主人公です。
🌹
「小さく生きることと、
小さな人間であることは同じではない」
胸を張っていきましょう。✨
#明日出勤です #本日出勤です #雑記
































































































































































































17:00~翌2:00


























