ある夜、女の子は
チクタク動く時計を見ながら考えました。
「人生って、とても早いんだね」
死んだら、
大好きな人の顔も見られない。
声も聞けない。
手も握れない。
そう思うと、
夜が急にこわくなりました。
女の子は、大好きな人の手を
ぎゅっと握って言いました。
「それなら、ずっと一緒にいよう。
最後の日も同じ日にしよう」
すると、その人は
女の子の手を握り返しました。
「同じ日に死ぬ約束じゃなくて、
明日も会う約束をしよう」
二人は、明日の楽しみを考えました。
朝ごはんを食べること。
くだらないことで笑うこと。
けんかをしても、また仲直りすること。
そして、プリンをひとつだけ
冷蔵庫に残しました。
明日、半分こするために。
人生は、とても早い。
だから、終わりを急がなくていい。
今を全力で楽しむというのは、
最後の日を決めることではなく、
明日の楽しみをひとつ残して眠ること。
女の子は目を閉じました。
夜のこわい考えには、
こう言ってあげました。
「そのお話は、朝になってからね」
時計はチクタク。
長い夜は少しずつ進んで、
新しい朝になりました。
今日もまた、
大好きな人の顔を見るために。☀️🌹
おしまい💖
#明日出勤です #本日出勤です #雑記






























































































































































































20:00~翌4:00





















