午前4時23分、種子島からH3ロケット9号機が空へ飛び立ちました。
お客さまは、日本の空から正しい位置と時刻を知らせてくれる「みちびき7号機」です。
打上げから約29分4秒後。
みちびき7号機は、予定された宇宙の軌道へ無事に送り届けられました。
29分です。
私は29分あれば、駅前で反対側の出口へ出て、地図を回し、つられて自分も回り、最後にはスマートフォンの青い丸から、
「まず落ち着いてください」
と言われている気持ちになります。
宇宙には交番もコンビニもありません。
「すみません、所定の軌道はどちらですか」
と聞ける通行人さえいないのに、
衛星は迷いません。
方向音痴にも、
地上用H3ロケットをお願いします。
できれば駅の改札から目的地までの小型タイプで。
途中でお茶も飲める仕様なら、
なお結構です。
「みちびき」は、空に浮かぶ大きな道しるべ。
目には見えなくても、私たちに、
「あなたは、いまここにいます」
と教えてくれます。
考えてみれば、これは少しやさしい言葉です。
人生で迷っているとき、私たちは「どこへ行けばいいのだろう」と悩みます。
けれど、その前に必要なのは、
自分がいま、どこに立っているのかを知ることなのかもしれません。
人間は衛星ではないので、
29分で予定の場所へ着かなくても大丈夫です。
間違った出口から出ても、遠回りしても、
泣いて立ち止まっても、
現在地さえ見失わなければ、また歩き出せます。
H3ロケットも、これまで失敗を経験しました。
それでも技術者たちは原因を調べ、
直し、もう一度空へ送り出しました。
失敗とは「ここで終わり」という印ではなく、
次に直す場所を教える、
少し厳しい現在地なのですね。
私はいつか、山にいても続けられる働き方を身につけたいと思っています。
空のみちびきが場所を教えてくれるように、
私には、
知恵や経験を持つ人との出会いが必要です。
山でも続けられる仕事をご存じの方。
場所に縛られず働く方法を身につけた方。
よろしければ、
あなたの経験を私に教えに来てください。
けれど、駅前で待ち合わせる場合は、
改札まで迎えに来ていただけると助かります。
宇宙の所定軌道より、
駅前の喫茶店のほうが、私には遠いので。
空には、みちびき。
人生には、出会い。
方向音痴には、やさしい同行者を。
迷う日も、
私たちはちゃんと、地球の上にいます。
🌹
みちびきは
迷わず空へ
われ迷う
#明日出勤です #本日出勤です #雑記
































































































































































































20:00~翌2:00






















