国は言います。
「子どもを産んでください。少子化を止めましょう」
そして病院では言われます。
「正常な妊娠と出産は病気ではないので、原則として保険の外です」
えっ。
新しい国民を1人つくる国家的大事業なのに、担当者である妊婦さんは自己負担ですか。
妊娠は病気ではありません。
けれど、つわりで水さえ飲めない日があり、何度も検査へ通い、仕事を休み、身体を内側から大改築して、最後は命をかけて命を送り出します。
それを「病気ではない」の一言で片づけるなら、せめて国から表彰状くらい届いてもよさそうです。
現在は妊婦健診の助成があり、出産時には原則50万円の一時金も出ます。けれど、地域や病院によっては足りません。
「産んでほしい」とアクセルを踏みながら、お会計でブレーキを踏む。
これではコウノトリも、上空でいったん家計簿を開きます。
必要なのは、単なる3割負担ではありません。
標準的な妊婦健診と出産は自己負担ゼロ。個室や特別なお祝い膳など、自分で選ぶサービスだけ自分で払う。そんなわかりやすい仕組みがいいと思います。
命を迎える最初の言葉が、
「おめでとう」より先に
「こちらは保険適用外です」
であってほしくないのです。
医療や制度、子育てと両立できる働き方を知っている方がいたら、ぜひゆずきに教えに来てください。
命を産む人を、国全体で守れる国になりましょう。
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産めと言い
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