今日、地図の上に老後を置いてみた。
場所は、茨城県つくば市。
つくばには大学や研究機関が集まり、宇宙、植物、地図、ロボットなど、街じゅうで賢そうな話が進んでいる。
おそらく私が道端で転んでも、
「大丈夫ですか?」
の次に、
「転倒時の重心移動についてですが」
と解説してくれる人が現れる。
親切なのか研究なのかは、最後までわからない。
けれど、そんな最先端の街の向こうには筑波山がある。
人間がどれほど難しいことを考えても、山は黙って立っている。
その沈黙が、なんだか優しい。
つくば駅から秋葉原までは、つくばエクスプレスで最速45分。
都会へ会いたい人に会いに行ける。
それでいて帰ってくれば、空が広く、緑が近い。
都会も田舎も捨てず、両方とほどよい距離で付き合える街なのだ。
人間関係にも、このくらいの距離感が欲しい。
市内には大きな病院や高齢者の相談窓口があり、在宅医療と介護をつなぐ取り組みもある。
つくバスや予約制のつくタクも走っている。
年齢を重ねて車を手放したあとまで考えられることは、終の住処を選ぶうえで大切だと思う。
ただし、つくば市は広い。
若い頃には「自然豊かですね」で済んだ距離が、老後の膝には「本日の大冒険」になる。
住むなら、駅、病院、スーパー、バス停までの距離を確認したい。
そしてハザードマップも忘れずに。
終の住処は、眺めの良さだけでなく、牛乳を買いに行ける近さで選ぶのが賢明である。
私はいつか、山の近くでも続けられる小さな働き方を身につけたい。
研究者でなくてもいい。
土地とともに働いた人。
小さな商いを長く守った人。
場所に縛られない仕事を育てた人。
あなたが歩いてきた道の知恵を、いつか1杯のお茶の向こうで聞かせてほしい。
つくばは、未来を研究する街でありながら、人生の最後を静かに考えられる街でもある。
賢くなくてもいい。
速く歩けなくなってもいい。
筑波山が夕暮れの向こうに見える家で、
今日もご飯がおいしかったね、と笑えたなら。
それはきっと、科学でもまだ測れない、とても立派な幸せだ。
🌹
「小さく生きることと小さな人間であることは違う」
胸を張っていきましょう。✨
#明日出勤です #本日出勤です #雑記
































































































































































































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