姫初め(ひめはじめ)って、
字面だけ見ると、なんだかすごく可愛らしいのに、
実際に使われる場面はまあまあ大人向けな言葉ですよね。
調べてみたら、
もともとは正月に何かを始める日みたいな意味だったらしく、
ご飯を食べ始めるとか、
火や水を使い始めるとか、
とても健全な由来が並んでいて。
…それがどうして、
最終的に新年最初のエッチに着地したのか。
人間の発想力って、本当にすごいですよね。💋💓💕
じゃあエロい意味はいつからなんでしょうか。
ここが一番おもしろいところで、江戸時代の文芸にはすでに「姫始め」が男女の交わりとして登場しています。
近松門左衛門の作品にもそれっぽい表現が出てくる、という紹介がありました。
さらに、江戸の川柳でも「姫はじめ」を匂わせる句がいろいろ残っているそうで、当時からそういうニュアンスで楽しまれていた気配が濃いです。
つまり、
本来は「正月の何かを始める日」→ 解釈が分岐 → 俗説として秘め事(ひめごと)始めが広く浸透
…みたいな流れのようです。
姫初めって、ただの下ネタというより、
「年のはじまりに、生活や気持ちを整えて、何かを始める」
その延長線上に男女の親密さも含まれていった言葉なのかもしれませんね。



















































































































































































































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