地図の上で、たいていの人の指が通り過ぎてしまう町に、老後の椅子をそっと置いてみた。
鳥取県江府町。
大山の南側に抱かれた、
人口2,427人の小さな町である。
町全体が、
まるで「当店は少人数制です」と言っている。
予約は不要だけれど、
移住には少々の覚悟が要る。
御机には、
茅葺き屋根の小屋と田畑が残っている。
鍵掛峠に立てば、
大山の荒々しい南壁と森が見える。
この景色は、
観光客を必死に喜ばせようとしない。
⛰️山は山として立ち、
☁️雲は勝手に通り、
🐦⬛鳥は口コミを書かずに帰っていく。
そこが、いい。👤💖
江府町は、
山奥にあるけれど、
町の案内では米子まで車で約30分。
空き家バンクがあり、
対象物件の改修には費用の半分、
最大100万円の補助もある。
お試し住宅まで用意され、
最初の3泊までは1泊2,000円だという。🏠💖
都会では紅茶1杯のお値段で、
田舎暮らしの現実を一晩体験できる。
虫との相部屋については、
現地交渉となります。🕷️🙄
老後に大切な医療も、
町内に江尾診療所がある。
医科と歯科があり、
訪問診療や訪問看護、
在宅での療養や看取りまで、
支える取り組みも行われている。
大病院が隣にある安心とは違う。
けれど、
「最後まで、その人の暮らしに寄り添う」
という、小さな町だからこその医療がある。
専門医療や救急時の移動については、
住む場所を決める前に必ず確認しておきたい。
そして、
江府町を語るなら、
雪を忘れてはいけない。❄️💖
冬は道路の除雪が行われるけれど、
雪は玄関前まで行政サービスの顔をして来てはくれない。⛄️
雪かきは、
冬季限定の強制入会型スポーツジムである。
会費は無料。退会は春。😭
買い物の選択肢、公共交通、
仕事の数も都会ほど多くない。
車を運転できることや、
近所と助け合えることは、
かなり大切になる。🤝
つまり江府町は、
便利さを捨てれば幸せになれる桃源郷ではない。
不便さまで含めて、
「この静けさなら引き受けてもいい」
と思える人の町なのだ。
町自身も、人口減少、高齢化、
移動や買い物の問題を、
率直に課題として挙げている。
人は老後に、何を増やしたいのだろう。
店の数だろうか。🏬🙄
それとも、窓を開けた朝に、
今日もこの山を見られてよかった🫶🏻☺️
と思う日だろうか。
江府町には、何もないのではない。
余計な音が少ない。
ここなら、
小さな仕事を続けながら、
山と一緒に年を取れるかもしれない。
山でも続けられる働き方を知っている人。
雪国の商い、在宅の仕事、
地域医療、空き家再生を経験した人。
いつか私に、あなたの話を聞かせてほしい。☕️
私も、自分の人生で覚えたことを持っていく。
そして老後のある朝、
紅茶を2杯いれて、こう言えたらいい。
「何もない町へ、よく来てくださいました。
ここには、あなたの話を急がずに聞ける時間があります」👴👵☕️
どうか最後の日まで、
山を美しいと思える目と、
誰かに「おはよう」と言える
小さな声が残りますように。
🌹
雪かきや
町がくれたる
無料ジム
🧑💻働いてくださーい
#明日出勤です #本日出勤です #雑記 #お礼日記
































































































































































































19:00~翌2:00















