敵を倒す最強の呪文は、
「あなたの力を貸してください」
らしい。
普通、怪しい人を見つけたら警戒する。
けれど私は、あえて紅茶を出す。
「ところで、あなた観察力がすごいですね。この問題、どう思います?」
スパイは混乱する。
潜入先で褒められ、相談され、しかも自分の意見まで採用されるとは聞いていない。
本部への報告書には、こう書かれる。
「対象者、警戒心がなさすぎる。お茶がおいしい。明日も調査が必要」
翌日、また来る。
3日目には椅子が指定席になり、1週間後にはこちらの経営会議に参加している。
人は、命令されると逃げたくなる。
けれど、自分の得意を見つけてもらい、意見を求められ、役に立てたと感じると、その場所を守りたくなる。
実用方法は簡単。
相手の得意を具体的に見つける。
小さな相談をする。
意見を取り入れたら、結果を伝える。
そして、
「あなたがいてくれて助かりました」
と、ちゃんと言葉にする。
お世辞では効かない。
人間の心には、偽物を見破る税関がある。
敵を言い負かすより、敵でいる理由をなくしてしまう。
これが、たぶん最強の呪文だ。
だから私も唱えてみます。
山の中でも続けられる働き方を知っているあなた。
あなたの知恵を、私に貸してください。
どうやら私は、人を集める魔法より先に、おいしい紅茶の淹れ方を覚えたほうがよさそうです。
スパイの皆さまも、予約のうえお越しください。
盗聴器は置いてきてね。
🌹
「小さく生きることと小さな人間であることは違う」
胸を張っていきましょう。✨
#明日出勤です #本日出勤です #雑記 #私の好きな●●
































































































































































































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