過去を振り返れば、
数えきれないほどの悲しみと怒りがある。
どうして私ばかり。
なぜ、あの人は。
あの時、別の道を選んでいたら。
考えるたび、心の傷にもう一度触れていた。
けれども私は、白い壁に囲まれた場所で、何もできずにいた。
泣く力さえ残っていなかった。
遠い目で、ただ天井を見上げていた。
人は本当に苦しいとき、泣けないことがある。
涙まで、心の奥で息を潜めてしまうから。
そして、ある時ふと思った。
「もう、どうでもいいや。全部、天に丸投げしよう」
悲しみも、怒りも、後悔も。
許せない人も、許せない自分も。
あまりに大量だったので、天もきっと、
「ずいぶん大きなお荷物ですね」
と、受付で少し困ったと思う。
けれど、私は初めて身軽になった。
あの「もう、どうでもいいや」は、人生を諦めた言葉ではなかった。
ずっと誰かのために我慢して、
誰かの正しさに合わせて、
誰かに嫌われないように小さくなってきた私が、
ようやく自分へ出した、救助命令だった。
これからは、自分のために時間を使おう。
たとえそれが、この世の理に反しているように見えても。
誰かから愚かだと笑われても。
自分を壊し続ける立派な生き方より、
自分を守る愚かな生き方を選びたい。
私はもう、過去を裁くために今日を使わない。
傷つけた人へ人生の続きを差し出さない。
好きなものを食べる。
会いたい人に会う。
眠りたい日は眠る。
美しいものを、美しいと言う。
残りの時間を、私が私を幸せにするために使う。
もし今、白い天井しか見られない人がいるなら、覚えていてほしい。
何もできない日は、何もしなくていい。
息をしているだけで、あなたの命は休まずあなたを守っている。
天井しか見られない日は、天井が世界のすべてでいい。
いつか世界へ戻る日は、立ち上がれた日ではない。
自分を見捨てるのを、やめた日から始まる。
あの日、白い壁の中で天井を見ていた私へ。
あなたは、何もできなかったのではありません。
今という時まで、
必死に生き延びてくれたのです。
今日の私がここにいるのは、
あの日のあなたが、命を手放さなかったから。
ありがとう。
これからは、あなたが守ってくれた時間を、
私がちゃんと幸せにするね。
🌹
丸投げに
天もびっくり
夏の雲
🤭私が投げました。
#明日出勤です #本日出勤です #雑記 #お礼日記
































































































































































































18:00~翌2:00















