最近、俳句を書くようになりました。
俳句は、基本的に「5・7・5」の17音。
そこへ季節を知らせる「季語」を、そっと1つ置きます。
たとえば「蝉」と書けば、説明しなくても夏が来る。
「落ち葉」と書けば、道ばかりか心まで少し寂しくなる。
季語とは、季節の名札なのです。
俳句のいいところは、全部を説明しなくていいところ。
悲しかった。
悔しかった。
本当は抱きしめてほしかった。
そんな長い気持ちも、17音の小さな箱に入れると、誰かの胸で開きます。
道具も資格もいりません。
必要なのは、少し立ち止まることだけ。
空を見て、雲を見つける。
紅茶を飲んで、湯気に気づく。
人に会えなかった日は、ゆずきに会う。
そう考えると、孤独な日にも予定ができます。
いつか山でも続けられる働き方を学びたい私にとって、俳句は頼もしい相棒です。電波が弱くても書けますし、会議も充電も要求してきません。
山のこと、仕事のこと、人生のこと。
いろいろな経験を持つ方と、いつか一句を交換できたら嬉しいです。
俳句は、上手に書くものではなく、今日を見失わないために書くものなのかもしれません。
ただし最近は、何を見ても5・7・5で数えてしまいます。
恋をしても、まず指を折る。
情緒より先に、音数確認。
風流とは、意外と忙しいものです。
🌹
指折れば
一句のはずが
愚痴になる
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