ある日、ドキンちゃんは道に倒れていました。
足をくじいたのは、うそでした。
しょくぱんまんが運んでいる給食のパンを盗むためのお芝居です。
ところが、しょくぱんまんは彼女を疑いませんでした。
「お嬢さん、大丈夫ですか」
そのひと言で、痛くもなかった足の代わりに、胸がドキンと鳴りました。
彼は、彼女が美人だから優しくしたのではありません。
仲間だからでも、好かれたかったからでもありません。
ただ、困っている人が目の前にいたから、手を差し伸べたのです。
ドキンちゃんは、その日初めて知りました。
人は、叱られたときよりも、
信じてもらったときのほうが、
自分の悪さを恥ずかしく思うことがあるのだと。
やがて、しょくぱんまんは、ばいきんまんの罠にかかってしまいます。
すると今度は、ドキンちゃんが彼を助けました。
パンを盗みに来た女の子が、
いつの間にか、パンを運ぶ人を救っていたのです。
恋とは、不思議なものです。
食品とばい菌。
ふたりの間には、運命どころか食品衛生まで立ちはだかっています。
恋の神様も、保健所には少し弱いようです。
だから、ふたりは結ばれないのかもしれません。
けれど、結ばれなかった恋は、
すべて失敗なのでしょうか。
ドキンちゃんは、しょくぱんまんを手に入れられなくても、彼に出会ったことで、誰かを助けられる自分になりました。
うそから始まった出会いに、
最後まで残ったものは、本物でした。
恋とは、好きな人と結ばれることだけではないのかもしれません。
その人に出会う前より、
少し優しい自分と結ばれること。
叶わない恋にも、
すでに叶えてくれたものがあるのです。🍞❤️
🌹最初を思い出してみて。どこが変わった?
間違い探しのまちがいは間違いじゃないよね。
👼🏹💖
#明日出勤です #本日出勤です #雑記 #私の好きな●●






























































































































































































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