ある森に、
小さなうさぎと、臆病なオオカミがいました。
2人は毎日、一緒に紅茶を飲みました。
オオカミは寒い夜には毛布をかけ、
悲しい日には黙ってそばにいてくれました。
うさぎは思いました。
「この人は、きっと私を好きなんだ」
うさぎが尋ねました。
「私たちは、恋人?」
するとオオカミは言いました。
「好きだけど、約束はできない」
それでも、うさぎが離れようとすると、
オオカミはその手を握りました。
近くにいてほしい。
でも、名前はつけたくない。
うさぎは、愛されているはずなのに、
ひとりになるといつも泣きました。
そこで森一番の物知りであるフクロウに相談しました。
フクロウは眼鏡を拭きながら言いました。
「結婚には、愛だけでは足りないこともある。
暮らし、お金、家族、健康、覚悟……
森の役所も驚くほど必要書類が多いからね」
うさぎは少し笑いました。
「恋人になるために必要なのは?」
「2人の好きと、2人のYESだよ」
フクロウは続けました。
「本当に相手を大切に思うなら、
自分が困らない場所ではなく、
相手が安心して眠れる場所を選ぶものだ」
恋人になる、と約束すること。
それができないなら、
できないと正直に伝えて、その手を放すこと。
どちらも、勇気のいる優しさです。
けれど――
名前のないまま引き止め、
自分だけが温もりを受け取り、
相手を不安な野原に立たせておくことは、
愛とは少し違います。
うさぎは、オオカミの手をそっと見つめました。
「私が欲しかったのは、立派なお城ではないの。
あなたの隣で安心していいという、小さな約束だったの」
結婚は、好きだけでは難しいことがあります。
けれど正式に恋人として付き合うことは、
好きだからこそ選べることです。
愛とは、
自分が相手を失わないための言葉ではありません。
この人が、毎日泣かずに眠れますようにと、
自分の都合より、その人の幸せを選ぶこと。
優しい人は、
好きな人を曖昧な場所に置き去りにしません。
手を握るなら、名前を与える。
名前を与えられないなら、
その人が幸せな場所へ歩いていけるよう、
手を放す。
本当の愛は、
どちらかを選べる勇気なのだと思います。
私は、誰かを不安にしてまで
愛されたいとは思いません。
安心させることを惜しまない人と、
同じ紅茶を飲みながら、
私たちのこれからの働き方や
人生の話をしてみたいです。
🌹
「小さく生きることと小さな人間であることは違う」
胸を張っていきましょう。✨
#明日出勤です #本日出勤です #雑記 #お礼日記
































































































































































































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